第18回放射線腫瘍学夏季セミナー

2016年8月6日・7日 ウェスティンナゴヤキャッスル

JASTRO

ご挨拶

第18回放射線腫瘍学夏季セミナーは2016年8月6日-7日にウエスティンナゴヤキャッスルで開催させていただきます。

本セミナーは例年リゾート地や地方都市開催が多いのですが、今回は東海地区で初めて名古屋で開催となりました。毎年人気のプログラムで、早々に満席となるため希望される全ての皆様のご参加が難しいと伺っています。名古屋はもとよりアクセスに恵まれていますが、リニアモーターカー開通の2027年に向け名古屋駅前は3大プロジェクト(大名古屋ビルヂング、JRゲートタワー、JPタワー名古屋)の開発を急速に進めています。そこで今回はこの名古屋の地の利を生かし多くの会員の皆様にご参加いただけるよう、会場スペースに若干の余裕がとれるよう配慮しました。ぜひ皆様ふるってご参加いただければ幸いです。

放射線治療はIMRT、SRT、粒子線治療と高精度治療に脚光があてられその革新的な技術的進歩により注目が集まりがちですが、一方でロボット手術や分子標的療法、免疫療法などの他領域の進歩も目覚ましく、いかに放射線治療の役割を実地臨床で発揮できるかの技量がさらに問われる時代になったとも感じます。

私の研究フィールドは専らその中心が臨床研究だったこともあり、今回のセミナーで各領域のエビデンスに基づいた最新の知見を総括して頂くべく、中堅の新進気鋭の講師陣にお願いし充実したプログラムになるよう腐心しました。また医学物理、放射線生物学、医学統計のテーマの講演も含めましたのでこの機会に幅広い領域の知識を整理できる機会になるものと確信しています。

開催時期の名古屋はとても暑い時候となると思いますが、涼しい会場で隣の名古屋城を眺めながらセミナーでブレーンストーミングして頂き、いまや全国区にもなったB級グルメ「なごやめし」も是非この機会にご堪能いただければと思っております。

それでは夏季セミナーで皆様にお会いできるのを、大変心待ちにしております。

第18回放射線腫瘍学夏季セミナー 世話人
愛知県がんセンター中央病院  古平 毅